![]() Method of and device for detecting crack in eggshell
专利摘要:
公开号:WO1991006211A1 申请号:PCT/JP1990/001065 申请日:1990-08-22 公开日:1991-05-16 发明作者:Kunio Nambu;Jakuho Kiyota 申请人:Nambu Electric Co., Ltd.; IPC主号:A01K43-00
专利说明:
[0001] 明 細 書 [0002] 卵の殻のひび割れを検出する方法及びその装置 技術分野 [0003] 本発明は卵の殻のひび割れを検出する方法及びその装置 に鬨する 。 背景技術 [0004] 卵の殻のひび割れを検出する装置と しては、 従来、 米国 特許第 3 7 4 4 2 9 9号 ( U S P第 3 7 4 4 2 9 9号) 明 細書に開示されている よ う に、 卵の殻を直接軽打してその と きの振動を電気信号に変換し、 正常卵の場合と比較する こ と によ って、 ひび割れを検出する装置、 卵に光を照射し 反射光を電気信号に変換して検出する装置及び卵の表面を 撮像し、 画像処理によ り検出する装置等が知られている 。 [0005] U S P第 3 7 4 4 2 9 9号明細書に開示されたひび割れ を検出す.る装置は、 圧電結晶に連結された半円形ボタンに 卵を 当てて、 圧電結晶を振動させ、 このと き得られる電気 信号から卵めひび割れを検出している 。 [0006] この開示された装置では、 離散的に設けられた半円形の ボタンに確実に卵を当てなければ、 一の卵の殻の複数箇所 でのひび割れ検出を行いがたく 、 卵がほんの少し飛び跳ね た り した場合には、 ボタンに当た らない虞を有する一方、 確実にボタンに卵を当てる よ う にボタ ンをシー トから大き く突出させる と 、 卵の搬送がう ま く いかなくなる不都合も あ り 、 場合によっては、 卵の殻に新たなひび割れを生じさ せて しま う こ とがある 。 [0007] また、 画像処理などの手段では、 装置が複雑となる上に 微細なひびを検出 しがたく 、 それほど満足し得る ものでは ない。 [0008] 本発明は、 前記諸点に鑑みてなされたものであ り 、 その 目的とする と ころは、 一の卵の殻の複数箇所でのひび割れ 検出を確実に行い得る方法及びその装置を提供する こ と に ある 。 [0009] 本発明の他の目的は、 卵の殻に新たなひび割れを生じさ せる こ となく卵の殻のひび割れ検出を確実に行う こ とがで きる方法及びその装置を提供する こ と にある。 [0010] 本発明の更に他の目的は、 筒単な構成によ り長期に渡つ て信頼性のある卵の殻のひび割れ検出を行う こ とができ る 方法及びその装置を提供する こ と にある。 [0011] また本発明の他の目的は、 卵の殻の全周囲に渡ってひび 割れを容易に検出する こ とができ る方法及びその装置を提 供するこ とにある 。 発明の開示 [0012] 本発明によれば、 自重によ り卵を転がり移動させ、 この 転がり移動中、 複数部位で卵を落下せしめ、 この各落下に おいて所与の面で卵を衝突させ、 この衝突によ り 当該面に 生じる衝撃を感知し、 この感知した衝撃から卵の殻のひび 割れを検出する方法が提供される 。 [0013] また、 本発明によれば、 卵を一定位置で転がせつつ複数 回一定位置で卵を落下せしめ、 この各落下において所与の 面で卵を衝突させ、 この衝突によ り 当該面に生じる衝撃を 感知し、 この感知した衝撃から卵の殻のひび割れを検出す る方法が提供される。 [0014] 更に本発明によれば、 卵を強制的に転がせながら搬送し この転がされながら搬送される卵を当該搬送中、 複数回落 下せしめて卵を複数回所与の面で衝突させ、 この衝突によ り 当該面に生じる衝撃を感知し、 この感知した衝撃から卵 の殻のひび割れを検出する方法が提供される。 [0015] 加えて 、 本発明によれば、 自重によ り転がりつつある卵 の当該転がり移動を保持しつつ複数部位で卵を落下せしめ て卵を複数回所与の面で衝突させ、 この衝突によ り衝撃を 受ける手段と 、 この衝撃を受ける手段における所与の面へ の卵の衝突によ り生じる衝擊を感知する手段と 、 この感知 する手段から送出される衝擊感知信号によ り卵の殻のひび 割れの有無を決定する手段と を具備する卵の殻のひび割れ を検出する装置が提供される 。 [0016] また、 本発明によれば、 卵を強制的に転がせなから搬送 する手段と 、 この搬送する手段によ り転がされながら搬送 される卵を当該搬送中、 複数回落下せしめて卵を複数回所 与の面で衝突させ、 この衝突によ り衝撃を受ける手段と 、 この衝撃を受ける手段における所与の面への卵の衝突によ り生じる衝撃を感知する手段と 、 この感知する手段から送 出される衝撃感知信号によ り卵の殻のひび割れの有無を決 定する手段と を具備する卵の殻のひび割れを検出する装置 が提供される 。 [0017] 更にまた、 本発明によれば、 卵を一定位置で転がせつつ 複数回一定位置で卵を落下せしめ、 この各落下において所 与の面で卵を衝突させ、 この衝突によ り衝撃を受ける手段 と 、 、 この衝撃を受ける手段における所与の面への卵の衢 突によ り生じる衝撃を感知する手段と 、 この感知する手段 から送出される衝撃感知信号によ り卵の殻のひび割れの有 無を決定する手段と を具備する卵の殻のひび割れを検出す る装置が提供される。 [0018] 尚、 本発明にいう卵の殻のひび割れとは、 内容物の入つ た状態の卵の場合であって、 単独又は結合して生じている 目にみる こ とのできない卵の殻のひび、 目にみるこ とので き る卵の殻のひび及び卵の殻の一部の陥没等をいう 。 [0019] 本発明の前記目的、 特徴、 更に他の目的及び特徴は、 以 下に図面と共に説明する本発明の好ま しい具体例でよ り明 確となるであろ う 。 尚、 本発明は、 以下の具体例に限定さ れず、 種々の変形例を含むものである 。 図面の筒単な説明 [0020] 第 1 図は、 本発明の好ま しい具体例の第 2図に示す I - I線断面図、 [0021] 第 2図は、 第 1 図に示す具体例の斜視図、 [0022] 第 3図は、 第 1 図に示す卵の殻のひび割れの有無を決定 する装置の一部詳細電気回路図、 [0023] 第 4図は、 第 1 図に示す決定装置の他の一部の詳細電気 回路図、 [0024] 第 5図は 第 1 図に示す決定装置の残りの部分の詳細電 気回路図、 [0025] 第 6図は 第 3図に示すフ ィ ルタから出力される電気信 号の説明図で、 横軸は時間を 、 縦軸は電圧を夫々示し、 第 7図は、 第 3図から第 5図に示す卵の殻のひび割れの 有無を決定する装置での信号ダイ アグラム、 [0026] 第 8図は、 本発明の他の好ま しい具体例の第 9図に示す [0027] VI— 11線断面図、 [0028] 第 9図は、. 第 8図に示す具体例の斜視図、 [0029] 第 1 0図は、 本発明の好ま しい第 3の具体例の断面図、 第 1 1 図は、 第 1 0図に示す具体例の変形例の断面図、 第 1 2図は、 本発明の好ま しい第 4の具体例の第 1 3図 に示す X I— Χ ϋ線断面図、 第 1 3図は、 第 1 2図に示す具体例の斜視図、 [0030] 第 1 4図は、 本発明の好ま しい第 5の具体例の断面図、 第 1 5図は、 本発明の好ま しい第 6の具体例の斜視図、 第 1 6図は、 本発明の好ま しい第 7の具体例の平面図で ある 。 発明を実施するための最良の形態 [0031] 第 1 図及び第 2図において 、 基台 1 の上には、 弾性部材 2が設けられてお り 、 弾性部材 2の上には、 衝撃体 3が設 けられている 。 単一部材からなる衝撃体 3は、 皿ねじ 4等 によ り弾性部材 2 を介して基台 1 に弾性的に固定されてい る。 皿ねじ 4 によ る衝撃体 3の基台 1 への締め付けの程度 は、 後述.する電気信号が得られる よ う にする。 衝撃体 3の 上面は、 段差 5 を介して連結された 5個の平面 6 を もって 形成されている。 段差 5の高さは、 好ま しい具体例では 1 m mから 1 . 5 m mである 。 ほぼ水平に配置された平面 6 は、 卵 8の自重による方向 9の移動において卵 8がーの平 面 6 を飛び越える こ とがないよ う に十分な面積をも って形 成されている 。 従って平面 6は、 方向 9への卵 8の移動に おいて卵 8のための転がり床と して機能する。 [0032] 衝撃体 3の平面 6に対向する裏面 1 0 には、 圧電形加速 度ピックアップ等の衝撃感知器 1 2が取り付けられている このよ う に形成された卵 8の自重による転がり移動を保 持しつつ複数部位で卵 8を落下せしめて卵 8を複数回所与 の面で衝突させ、 この衝突によ り衝撃を受ける手段である 基台 1 、 弾性部材 2及び衝擊体 3の組合せ体は、 例えば卵 8の送り 出しコンベア 1 6 と卵 8の受けコンベア 1 7 との 間に配置されている。 [0033] 衝撃感知器 1 2で得られる電気信号は、 この電気信号か ら卵 8の殻のひび割れの有無を決定する装置 2 1 に供給さ れている 。 決定装置 2 1 の詳細は、 第 3図から第 5図まで に示されている。 [0034] 第 3図において 、 衝擊感知器 1 2からの電気信号を端子 2 2及び 2 3 を介して受信する増幅器 2 4は、 この受信し た信号を増幅してローパスフ ィ ルタ 2 5に供耠する 。 フ ィ ルタ 2 5は、 例えばカ ッ トオフ周波数と して 5 k H z を有 してお り 、 供給される信号から衝撃体 3等の機械的共振に 基づく信号成分等の高周波雑音を除去する 。 フ ィルタ 2 5 の出力端子は、 フ ィルタ 2 5からの信号のう ち最初のピー クを検出 してそのピーク レベル L 1 を保持する検出回路 2 6 と 、 フ ィルタ 2 5からの信号のう ち最初のピークに続く 第二番目のピーク を検出してそのピーク レベル L 2 を保持 する検出回路 2 7 と 、 フ ィ ルタ 2 5からの信号のう ち最初 のゼロレベルから次のゼロレベルまでの時間間隔 Tを計測 してそれに対応した信号を保持する時間間隔測定回路 2 8 と に接続されている。 検出回路 2 6において、 フ ィルタ 2 5の出力端子に非反 転入力端子が接続された演算増幅器からなる増幅器 2 9の 出力端子は、 ダイ オー ド 3 0 、 3 1及び抵抗器 3 2からな る正整流回路を介してアナログスィ ツチ 3 3の入力端子に 接続されている。 増幅器 2 9の反転入力端子は、 ダイォー ド 3 0及び抵抗器 3 2の一端に接続されている 。 アナログ スィ ッチ 3 3の出力端子は、 抵抗器 3 4及びキャパシタ 3 5の夫々の一端並びに演算増幅器からなる増幅器 3 6の非 反転入力端子に夫々接続されている。 増幅器 3 6は、 増幅 器 3 6の反転入力端子と出力端子との間に接続された抵抗 器 3 7 を有して電圧フ ォロアタイプで形成されている。 抵 抗器 3 4の他端はアナログスィ ツチ 3 8の一端に接続され てお り 、 アナログスィ ッチ 3 8及びキャパシタ 3 5の他端 は接地されている 。 [0035] 検出回路 2 7において、 フ ィ ルタ 2 5の出力端子に非反 転入力端子が接続された演算増幅器からなる増幅器 4 7の 出力端子は、 ダイ オー ド 4 8 、 4 9及び抵抗器 5 0からな る負整流回路を介してアナログスィ ツチ 5 1 の入力端子に 接続されている。 増幅器 4 7の反転入力端子は、 ダイ才ー ド 4 8及び抵抗器 5 0の一端に接続されている 。 アナログ スィ ッチ 5 1 の出力端子は、 抵抗器 5 2及びキャパシタ 5 3の夫々の一端並びに演算増幅器からなる増幅器 5 4の非 反転入力端子に夫々接続されている 。 増幅器 5 4は、 増幅 器 5 4の反転入力端子と 出力端子との間に接続された抵抗 器 5 5 を有して電圧フ ォロアタイ アで形成されている 。 抵 抗器 5 2 の他端はアナログス ィ ツチ 5 6の一端に接続され てお り 、 アナログスィ ッチ 5 6の他端は、 正の直流電源 5 7に接続されてお り 、 キャパシタ 5 3の他端は接地されて いる 。 [0036] 時間間隔測定回路 2 8において 、 抵抗器 6 6 を介して非 反転入力端子がフ ィルタ 2 5の出力端子に接続されている 演算増幅器からなる増幅器 6 7の反転入力端子は、 分圧抵 抗器 6 8及び 6 9の接続部に接続されてお り 、 抵抗器 6 8 の他端は正の直流電源 7 1 に接続されてお り 、 抵抗器 6 9 の他端は接地されている 。 増幅器 6 7の出力端子は、 増幅 器 6 7 にヒステリ シス特性を持たせるべく 、 抵抗器 7 0 を 介して 自身の非反転入力端子に接続されている一方、 アン ドゲー ト 7 2の一方の入力端子に接続されている 。 ゲー ト 7 2の出力端子は、 アナログスィ ッチ 7 3の制御端子に接 続されている 。 入力端子が正の直流電源 7 4に接続された アナログスィ ツチ 7 3 の出力端子は、 抵抗器 7 5 を介して 抵抗器 7 6友び一端が接地されたキャパシタ 7 7の他端並 びに演算増幅器 7 8の非反転入力端子に夫々接続されてい る。 抵抗器 7 6の一端は、 一端が接地されたアナログスィ ツチ 7 9の他端に接続されている 。 一端が接地された抵抗 器 8 0の他端は、 抵抗器 8 1 の一端及び増幅器 7 8の反転 入力端子に夫々接続されている 。 フ ィ ードバッ ク抵抗であ る抵抗器 8 1 の他端は、 増幅器 7 8の出力端子に接続され ている。 [0037] 検出回路 2 6において、 フィルタ 2 5 と ゲー ト 7 2 との 出力端子からの信号を受信する制御信号発生回路 3 9は、 受信したこれらの信号から第一番目のピークレベルの検出 期間を規定する信号を生成して、 これをアナ Πグスィ ッチ 3 3の制御端子に供耠する 。 [0038] 検出回路 2 7において、 フィルタ 2 5 と ゲー ト 7 2 との 出力端子からの信号を受信する制御信号発生回路 5 8は、 受信したこれらの信号から第二番目のピーク レベルの検出 期間を規定する信号を生成して、 これをアナログスィ ツチ 5 1 の制御端子に供給する 。 [0039] 第 4図において、 増幅器 3 6から得られる信号のレベル L 1 と増幅器 5 4から得られる信号のレベル L 2 との比が 予め設定された値よ り も大き いか小さいかを検查する検査 回路 9 1 は、 一端が増幅器 5 4の出力端子に接続された抵 抗器 9 2 と一端が増幅器 3 6の出力端子に接続された抵抗 器 9 3及び 9 4 と抵抗器 9 2及び 9 3の他端に非反転入力 端子が接続された増幅器 9 5 と一端が抵抗器 9 4の他端に 接続されて他端が接地された抵抗器 9 6 と抵抗器 9 4の他 端に非反転入力端子が接続された増幅器 9 7 とからなる 。 増幅器 9 5の出力端子は、 自身の反転入力端子と増幅器 9 7の反転入力端子と に接続されている 。 抵抗器 9 2 、 9 3 9 4及び 9 6の夫々の値を R 9 2 、 R 9 3 、 R 9 4及び R 9 6 とする と 、 増幅器 9 7は、 し 1 + X し 2 Y - X で、 [0040] R 9 2 [0041] X = [0042] R 9 2 + R 9 3 [0043] R 9 6 [0044] Y [0045] R 9 4 + R 9 6 なる演算を実行し、 比 L 1 Z L 2の値が ( 1 + X ) / ( Y 一 X ) の値よ り も大き い場合には、 論理信号 0 を、 比 L 1 Z L 2の値が ( 1 + X ) / ( Y - X ) の値よ り も小さい場 合には、 論理信号 1 を夫々出力する。 [0046] 増幅器 3 6から得られる信号のレベル L 1 と時間間隔 T に比例した増幅器 7 8から得られる信号のレベル L Tとの 比が予め設定された値よ り も大き いか小さ いかを検査する 検査回路 9 7 aにおいて、 一端が増幅器 3 6の出力端子に 接続された抵抗器 9 8の他端は、 一端が接地された抵抗器 9 9の他端及び増幅器 1 0 0の反転入力端子に夫々接続さ れている 。 増幅器 1 0 0の非反転入力端子は、 増幅器 7 8 の出力端子に接続されている 。 抵抗器 9 8及び 9 9の夫々 の値を R 9 8及び R 9 9 とする と 、 増幅器 1 0 0は、 [0047] L 1 R 9 8 + R 9 9 [0048] L T R 9 9 なる演算を実行し、 比 L 1 Z L Tが + / R 9 9の値よ り も大き い場合には、 論理信号 0 を、 比 L 1 ZL Tが ( R 9 8十 R 9 9 ) ZR 9 9の値よ り も小さい場 合には、 論理信号 1 を夫々出力する。 [0049] 増幅器 7 8から得られる信号のレベル L Tが予め設定さ れた値よ り も大き いか小さいかを検査する検査回路 1 0 1 において、 一端が正の直流電源 1 0 2に接続された抵抗器 1 0 3の他端は、 一端が接地された抵抗器 1 0 4の他端及 び増幅器 1 0 5の反転入力端子に夫々接続されてお り 、 増 幅器 1 0 5の非反転入力端子は、 増幅器 7 8の出力端子に 接続されている。 抵抗器 1 0 3、 1 0 4及び直流電源 1 0 2の電源電圧の夫々の値を R l 0 3 、 R 1 0 4及び E とす る と 、 増幅器 1 0 5は、 [0050] R 1 0 4 [0051] L T E [0052] R 1 0 3 + R 1 0 4 なる演算を実行し、 レベル L Tが R 1 0 4 Z ( R 1 0 3 + 1 0 4 ) X Eの値よ り も大きい場合には、 論理信号 0 を レベル L Tが R 1 0 4 Z ( R 1 0 3 + R 1 0 4 ) X Eの値 よ り も小さい場合には、 論理信号 1 を夫々出力する 。 [0053] 増幅器 3 6から得られる信号のレベル L 1 が予め設定さ れた値よ り も大き いか小さ いかを検査する検査回路 1 0 6 において、 一端が正の直流電源 1 0 7 に接続された抵抗器 1 0 8の他端は、 一端が接地された抵抗器 1 0 9の他端及 び増幅器 1 1 0の反転入力端子に夫々接続されてお り 、 増 幅器 1 1 0の非反転入力端子は、 増幅器 3 6の出力端子に 接続されている。 抵抗器 1 0 8、 1 0 9及び直流電源 1 0 7の電源電圧の夫々の値を R 1 0 8、 R 1 0 9及び E とす る と 、 増幅器 1 1 0は、 [0054] R 1 0 9 [0055] し 1 一 E [0056] R 1 0 8 + R 1 0 9 なる演算を実行し、 レベル L 1 が R 1 0 9 Z ( R 1 0 8 + R 1 0 9 ) X Eの値よ り も大きい場合には、 論理信号 0 を レベル L 1 が R l O S Z i R l O S + R l O Q ) X Eの値 よ り も小さい場合には、 論理信号 1 を夫々出力する 。 [0057] 増幅器 54から得られる信号のレベル L 2が予め設定さ れた値よ り も大き いか小さ いかを検査する検査回路 1 1 1 において、 一端が負の直流電源 1 1 2 に接続された抵抗器 1 1 3の他端は、 一端が接地された抵抗器 1 1 4の他端及 び増幅器 1 1 5の非反転入力端子に夫々接続されてお り 、 増幅器 1 1 5の反転入力端子は、 増幅器 5 4の出力端子に 接続されている。 抵抗器 1 1 3 、 1 1 4及び直流電源 1 1 2の電源電圧の夫々の値を R l 1 3 、 R 1 1 4及び E とす る と 、 増幅器 1 1 5は、 [0058] R 1 1 4 [0059] し 2 — E [0060] R + R 1 1 4 なる演算を実行し、 レベル L 2が R l 1 4 / ( R 1 1 3 + R 1 1 4 ) X Eの値よ り も大きい場合には、 論理信号 0 を レベル L 2が R 1 1 4 / ( R 1 1 3 + R 1 1 4 ) X Eの値 よ り も小さい場合には、 論理信号 1 を夫々出力する 。 · 第 5図に示す検査結果を選択して送出する回路 1 2 1 に おいて、 5個の Dタイ プフ リ ップフロ ップ回路が組みにな つたフ リ ップフロ ップ回路 1 2 2の D端子 D 1 は、 増幅器 9 7の出力端子に接続されてお り 、 フ リ ップフ ロ ップ回路 1 2 2の D端子 D 2は、 増幅器 1 0 0の出力端子に接続さ れてお り 、 フ リ ップフ ロ ップ回路 1 2 2の D端子 D 3は、 増幅器 1 0 5の出力端子に接続されてお り 、 フ リ ツアフロ ッァ回路 1 2 2の 0端子0 4は、 増幅器 1 1 0の出力端子 に接続されてお り 、 フ リ ップフロ ップ回路 1 2 2の D端子 D 5は、 増幅器 1 1 5の出力端子に接続されてお り 、 フ リ ップフロ ッァ回路 1 2 2のクロ ッ ク端子 Cは、 検出回路 2 7の制御信号発生回路 5 8の出力端子に接続されて いる 。 フ リ ッアフロ ップ回路 1 2 2の Q出力端子 Q 1 〜 Q 5は、 夫々ェクスクルー ブオアゲー ト 1 2 3〜 1 2 7の一方の 入力端子に接続されている 。 ェクスクルーシブオアゲー ト [0061] 1 2 3〜 1 2 7の他方の入力端子は、 抵抗器 1 2 8 を介し て正の直流電源 1 2 9 に接続されたスィ ツチ 1 3 0〜 1 3 4の一方の端子に夫々接続されてお り 、 スィ ツチ 1 3 0〜 [0062] 1 3 4の他方の端子は接地されている 。 ェクスクルーシブ オアゲー ト 1 2 3〜 1 2 7の出力端子は、 スィ ッチ 1 3 5 〜 1 3 9 を介して個別検査結果確認用の発光ダイ オード 1 4 0〜 1 4 4の一端及びオアゲー ト 1 4 5の入力端子に夫 々接続されてお り 、 発光ダイ オー ド 1 4 0〜 1 4 4の他端 は、 一端が接地された抵抗器アレー 1 4 6の他端に接続さ れている 。 オアゲー ト 1 4 5の出力端子は、 総合検査結果 確認用の発光ダイ オー ド 1 4 7の一端及び決定装置 2 1 の 出力端子 1 4 8に接続されてお り 、 発光ダイオード 1 4 7 の他端には、 一端が接地された電流制限用の抵抗器 1 4 9 の他端が接続されている。 出力端子 1 4 8は、 知られたひ び割れ卵の排出機構 (図示せず) に接続されてお り 、 ひび 割れ卵の排出機構は、 出力端子 1 4 8に得られる決定結果 信号に基づいて受けコ ンベア 1 7 に到来したひび割れ卵 8 の排出を実行する 。 [0063] 第 5図に示す決定装置 2 1 の制御信号発生回路 1 5 0 に おいて、 送り 出しコ ンベア 1 6並びに第一番目から第四番 目の平面 6 を卵 8が自重によ り転がりながら通過した際に これを検出する検出器 (図示せず) からの信号を受信する 端子 1 5 1及び 1 5 2 における一方の端子 1 5 1 は、 微分 回路を形成する抵抗器 1 5 3及びキャパシタ 1 5 4 の一端 に接続されてお り 、 抵抗器 1 5 3の他端は正の直流電源 1 5 5 に接続されてお り 、 キャパシタ 1 5 4の他端は一端が 正の直流電源 1 5 6に接続された抵抗器 1 5 7の他端及び ヒステリ シス特性を有する シュ ミ ッ ト ト リガ回路を形成す るイ ンバータ 1 5 8の入力端子に接続されている 。 イ ンバ ータ 1 5 8の出力端子は D タイアフ リ ップフロ ップ回路 1 5 9及び 1 6 0の夫々のクロ ック端子 Cに接続されてお り フ リ ッアフロ ッァ回路 1 5 9及び 1 6 0の D端子は正の直 流電源 1 6 1 に接続されて論理 1 にク ランプされている 。 フ リ ップフロ ップ回路 1 5 9 の Q端子は、 検出器 2 6 、 2 7及び時間間隔測定回路 2 8のアナ Dグスィ ッ チ 3 8 、 5 6及び 7 9の夫々の制御端子に接続されてお り 、 フ リ ツァ フロ ップ回路 1 6 0の Q端子は、 時間間隔測定回路 2 8の アン ドゲート 7 2の他方の入力端子に接続されている 。 フ リ ツアフ ロ ップ回路 1 6 0 の リセ ッ ト端子 Rは、 検出回路 2 7の制御信号発生回路 5 8の出力端子に接続されている 入力端子がアン ドゲー ト 7 2 の出力端子に接続されたィ ン ノ ータ 1 6 3 の出力端子は、 フ リ ップフ口 ップ回路 1 5 9 の リ セ ッ ト端子 Rに接続されている。 [0064] このよ う に第 1 図から第 5図に示すよ う に構成された卵 の殻のひび割れを検出する装置 2 0 0の動作を第 6図及び 第 7図を も参照して次に説明する 。 [0065] 一つの平面 6に卵 8が落下した場合、 殻にひび割れのな い卵である と 、 フ ィルタ 2 5の出力端子には、 加速度波形 2 0 1 で示すよ う な電圧信号が得られる一方、 ひび割れ卵 である と 、 加速度波形 2 0 2で示すよ うな電圧信号が得ら れる こ とが判明した。 換言する と 、 ひびのない卵 8 を一つ の平面 6 に落下させた場合、 フ ィ ルタ 2 5 の出力端子に波 形 2 0 1 で示すよ うな電圧信号が得られる よ う に、 皿ねじ 4 を適度に締めて弾性部材 2 を圧縮する と 、 ひび割れ卵 8 の場合には、 波形 2 0 2で示すよ うな電圧信号がフ ィ ルタ 1δ [0066] 2 5の出力端子から得られる 。 [0067] 信号 2 0 1 と 2 0 2 とから 、 比 L 1 ZL 2及び L 1 ZT 並びにレベル L 1及び時間間隔 Τが夫々大き く 、 レベル L 2が絶対値において小さい場合は、 正常卵、 すなわちひび 割れのない卵であ り 、 比 L 1 Z L 2及び L 1 ZT並びにレ ベル L 1及び時間間隔 Τが夫々小さ く 、 レベル L 2が絶対 値において大きい場合は、 異常卵、 すなわちひび割れのあ る卵であるこ とが判明する 。 [0068] まず、 検出動作の前に、 スィ ツチ 1 3 0〜 1 34及び 1 [0069] 3 5〜 1 3 9 を全てオン状態にする。 [0070] 次に時刻 t 0で送り 出しコンベア 1 6によ り送り 出され る卵 8がコンベア 1 6 を自重によ り転がりながら通過する と 、 これを検出する検出器 (図示せず) からのパルス信号 2 1 0が端子 1 5 1 、 キヤ ノ、。シタ 1 54及びイ ンバータ 1 5 8を介してフ リ ップフロ ップ回路 1 5 9及び 1 6 0のク ロ ッ ク端子 Cに供給される 。 これによ り 、 フ リ ツアフロ ッ プ回路 1 5 9の Q端子は、 論理 1 の信号 2 1 1 を発生し、 フ リ ップフロ ップ回路 1 6 0の Q端子は、 論理 1の信号 2 1 2 を発生し、 信号 2 1 1 によってアナログス ィ ッチ 3 8 5 6及び 7 9はオン状態にされ、 キャパシタ 3 5、 5 3及 び 7 7の電荷は抵抗器 34 、 52及び 7 6 を介して放電さ れる一方、 信号 2 1 2によ ってゲート 7 2の一方の入力端 子は論理 1 に設定される。 ゲ ト 7 2の他方の入力端子は この時点では論理 0であるから、 ゲー ト 7 2の出力端子は 論理 0の信号を出力 し、 従ってアナログス ィ ッ チ 7 3は、 オフ状態である結果、 直流電源 7 4の電圧は抵抗器 7 5 を 介してキャパシタ 7 7の一方の端子には供耠されない一方 制御信号発生回路 3 9及び 5 8は、 論理 0の信号を出力す る結果、 アナログスィ ッチ 3 3及び 5 1 は、 オフの状態に 設定されている。 [0071] 自重によ り転がって方向 9 に移動する卵 8がー番目の平 面 6 に落下する と 、 衝撃体 3は卵 8の落下によ る衝撃を受 け、 衝撃感知器 1 2は、 この衝撃を検出し電気信号を発生 する 。 この電気信号は、 増幅器 2 4及びフ ィ ルタ 2 5 を介 して信号 2 0 1又は 2 0 2 と して増幅器 2 9及び 4 7に供 給される と共に、 抵抗器 6 6 を介して増幅器 6 7に供給さ れ、 更に制御信号発生回路 3 9及び 5 8にも供耠される 。 時刻 t 1 で信号 2 0 1 又は 2 0 2が抵抗器 6 8及び 6 9で 規定される微小電圧以上になる と 、 増幅器 6 7の出力端子 は論理 1 とな り 、 これによ り ゲー ト 7 2の出力端子も論理 1 の信号 2 1 3 を発生する結果、 アナ Πグスィ ッチ 7 3は オン状態に設定される一方、 フ リ ップフ口 ップ回路 1 5 9 はリ セ ッ トされる 。 フ リ ツアフロ ッ フ回路 1 5 9の リセ ツ トによ り論理 1 の信号 2 1 1 は消失し、 アナ σグスィ ッ千 3 8 、 5 6及び 7 9は夫々オフ状態に設定される 。 [0072] ゲー ト 7 2 の出力端子から論理 1 の信号 2 1 3が発生さ れる と 、 これを受信する制御信号発生回路 3 9は、 出力端 子に論理 1の信号 2 1 4を出力 し、 これによ り アナログス ィ ツチ 3 3はオン状態に設定され、 キャパシタ 3 5は増幅 器 2 9及びダイオード 3 1 を介して供給される信号 2 0 1 又は 2 0 2の正の部分の電圧で充電され、 この電圧は増幅 器 3 6から順次出力される 。 制御信号発生回路 3 9は、 信 号 2 1 3の受信後、 信号 2 0 1又は 2 0 2を観測し、 信号 2 0 1又は 2 0 2において最初のピークレベルの到来を検 出し、 時刻 t 2でこの最初のピーク レベルを検出する と 、 論理 1の信号 2 1 4の送出を停止する 。 信号 2 1 4の消失 でアナログスィ ッチ 3 3はオフ状態にされ、 この結果キヤ ノ、。シタ 3 5は信号 2 0 1又は 2 0 2のピークレベル L 1 の 電圧を保持する。 [0073] 制御信号発生回路 5 8は、 信号 2 1 3の受信後、 信号 2 0 1 又は 2 0 2を観測し、 信号 2 0 1又は 2 0 2において 最初のピーク レベルの到来を検出し、 時刻 t 2でこの最初 のピーク レベルを検出する と 、 論理 1 の信号 2 1 5 を送出 する 。 論理 1 の信号 2 1 5 を受信するアナログスィ ツチ 5 1はこれによ りオン状態にされ、 アナログスィ ッチ 5 6が 時刻 t 1 以後オフ状態に設定されているため、 キャパシタ 5 3は増幅器 4 7及びダイ オード 4 9 を介して供給される 信号 2 0 1又は 2 0 2の負の部分の電圧で充電され、 この 電圧は増幅器 54 を介して順次出力される 。 制御信号発生 回路 5 8は、 信号 2 1 5 を送出後、 更に信号 2 0 1 又は 2 0 2 を観測し、 信号 2 0 1 又は 2 0 2 において次のピーク レベル (図示の信号 2 0 1 又は 2 0 2の場合には最初の負 のピーク レベル) の到来を検出し、 時刻 t 4でこのピーク レベルを検出する と 、 論理 1 の信号 2 1 5の送出を停止す る 。 信号 2 1 5の消失でアナログスィ ツチ 5 1 はオフ状態 にされ、 この結果キヤノヽ 'シタ 5 3は信号 2 0 1 又は 2 0 2 の第 2のピーク レベル L 2の電圧を保持する 。 [0074] 時刻 t 1 でアナログスィ ツチ 7 3がオン状態に、 アナ口 グスィ ッチ 7 9がオフ状態にされる と 、 キャパシタ 7 7が 直流電源 7 4の電圧によ り 、 信号 2 0 1 又は 2 0 2が再び 抵抗 6 8及び 6 9で規定される電圧まで、 すなわち、 増幅 器 6 7が論理 0の信号を出力 して信号 2 1 3が消失する時 刻 t 3 まで充電される 。 したがって、 信号 2 1 3が生じて いる期間は時間間隔 Tに対応し、 キャパシタ 7 7は、 直流 電源 7 4の電圧を時間間隔 Tの間充電する結果、 増幅器 7 8の出力端子に送出される電圧のレベルは、 時間間隔丁に 比例した値 L Tとなる 。 信号 2 1 5が供耠されるフ リ ップ フロ ップ回路' 1 2 2は、 信号 2 1 5の消失時点 t 4で D端 子 D 1 〜 D 5 に供給されている増幅器 9 7 、 1 0 0 、 1 0 5 、 1 1 0及び 1 1 5からの演算結果信号を記憶して、 そ れを夫々 Q 1 〜Q 5端子に出力する。 同じ く信号 2 1 5が 供給されている フ リ ッ プフ ロ ップ回路 1 6 0は、 信号 2 1 5の消失時点 t 4でリセ ッ ト され、 Q端子からの信号 2 1 2の送出を停止する。 信号 2 1 2が消失する と 、 ゲー ト 7 2の一方の入力端子は論理 0 となる。 フ リ ップフ D ップ回 路 1 2 2の Q端子 Q 1 〜Q 5 に生じる信号は、 ェクスクル ーシブオアゲート 1 2 3〜 1 2 7及びオアゲー ト 1 4 5 を 介して卵の排出機構 (図示せず〉 に供給される 。 従って フ リ ツアフ ロ ップ回路 1 2 2 の D端子に一つでも論理 1 の信 号を時刻 t 4で受信する と 、 卵の排出機楕ではひび割れ卵 と して処理する。 [0075] 次に、 卵 8が第一番目の平面 6 を転がりながら通過して 第二番目の平面 6 に落下する よ う になる と 、 再び信号 2 1 0が端子 1 5 1 に供給され、 以下前記と 同じ動作が繰り返 され、 この動作は、 第 5番目の平面 6 を卵 8が自重によ り 転がりながら通過する まで行われる 。 卵排出機構は、 一つ の卵 8に対して第 5番目までの動作が完了する までオアゲ ー ト 1 4 5の出力信号を観測して 、 一つでも論理 1 の信号 がオアゲー ト 1 4 5から得られる と 、 その卵 8の殻は、 ひ びを有している ものと して排出する 。 尚、 ダイ オー ド 1 4 0〜 1 4 4及び 1 4 7 にて論理 1 の生起を 目視する こ とが でき る 。 [0076] 次に新たな卵 8が送 り 出 しコ ンベア 1 6から第一番目の 平面 6に供給される と 、 前記と同様の動作が繰 り返される 尚、 前記具体例では、 一部材からなる衝撃体 3で衝撃手 段を形成したが、 本発明はこれに限定されず、 例えば第 8 図及び第 9図に示すよ う に、 5個の個別のほぼ直方体の衝 擊体 3 0 1 を準備し、 衝擊体 3 0 1 の夫々 を段差 3 0 2 を 有する基台 3 0 3に、 個別の弾性部材 3 0 5を介して取り 付け、 各衝撃体 3 0 1 の各平面 3 0 6 を段差 3 0 7 を介し て配列して個別に衝撃体 3 0 1が衝擊を受ける よ う に衝擊 手段を形成しても よ く 、 この場合各衝撃感知器 3 0 9を平 面 3 0 6に対向する各衝撃体 3 0 1 の裏面に取 り付け、 衝 撃感知器 3 0 9の電気信号を決定装置 2 1 の増幅器 24に 供給する 。 この場合、 衝撃感知器 3 0 9からの各電気信号 は、 バッ フ ァ増幅器 3 1 0 を介して増幅器 24に供耠する と よ い。 [0077] また、 平面 6又は 3 0 6は、 水平に配置する必要はなく 卵 8の移動方向 9に関して下降するよ う に傾斜して配置し ても よ く 、 このよ う にする と卵 8の自重によ る転が り移動 が確実になる 。 [0078] 加えて 、 前記具体例では、 卵 8の転がり移動を保持しつ つ異なる複数部位で卵 8を落下せしめていたが、 本発明は これに限定されず、 例えば第 1 0図に示すよ う に、 段差 3 2 0 を介して連結された平面 3 2 1 を有した多角形体 3 2 2を準備し、 平面 3 2 1 に対向する多角形体 3 2 2の中心 孔 3 2 3に衝撃感知器 3 2 4 を取 り付け、 この衝擊体と し ての多角形体 3 2 2 を弾性部材 3 2 5 を介して回転軸 3 2 6に装着して衝擊手段を形成し、 回転軸 3 2 6の方向 3 2 7の回転によ り多角形体 3 2 2 を方向 3 2 7 に回転させ、 この回転で卵 8がー定位置で回転しつつ段差 3 2 0で落下 して平面 3 2 1 に衝突する よ う にして も よ い。 この場合、 一の卵 8の検査中、 卵 8が移動しないよ う に移動阻止部材 3 2 8及び 3 2 9 を多角形体 3 2 2の両側に配置する 。 [0079] 尚、 第 1 0図に示す具体例では、 衝撃体 3 2 2に複数の 衝撃感知器 3 2 4 を取 り付けたが、 これに代えて 、 第 1 1 図に示すよ う に、 回転軸 3 2 6の軸受 3 3 0に衝撃感知器 3 3 1 を取り付け、 軸受 3 3 0 を弾性部材 3 3 2 を介して 基台 3 3 3に装着して もよ く 、 この場合、 回転軸 3 2 6 と 衝撃体 3 2 2 とは弾性部材 3 2 5 を介する こ と なしに衝撃 体 3 2 2の中心孔 3 2 3で直接連結し得る 。 [0080] 更に、 前記具体例では、 卵 8の落下によ るエネルギを利 用して.卵 8を移動させているが、 第 1 2図及び第 1 3図に 示すよ う に、 無端チェーン 3 4 0 と無端チェーン 3 4 0 に 互いに平行となるよ う に取 り付けられた一対のローラ 3 4 1 群とからなる搬送装置 3 4 2によ り卵 8 を強制的に方向 9に転がせながら移動させて もよ く 、 この場合、 基台 3 4 3 に各弾性部材 3 4 4 を介して支持された各衝撃体 3 4 5 を傾かせてほぼ同位置に配置し、 進行方向 9 に鬨して上 り 坂と なる よ う に平面 3 4 6 を設定し、 これによ り段差 3 4 7 を形成する よ う に して も よ い。 卵 8は、 一対のローラ 3 4 1 と他の一対の α—ラ 3 4 1 との間に配置されて搬送さ れるが、 上流側の送 り 出し台 3 4 8及び下流側の受け台 3 4 9のそれぞれを一対の長尺部材で形成し、 こ の一対の長 尺部材間に空間 3 5 0及び 3 5 1 を形成して、 卵 8がその 長径を横にして転がりながら搬送されやすくする。 [0081] 第 1 2図及び第 1 3図に示す具体例では、 回転自在な一 対のローラ 3 4 1 群によ り卵 8 を転がせながら移動させて 各段差 3 4 7 を通過させているが、 ローラ 3 4 1 群の夫々 は必ずしも回転自在である必要はなく 、 単なる丸棒でも よ く 、 加えて、 第 1 4図に示すよ う に、 無端チェーン 3 4 0 に一対の押し板 3 5 5群を互いに平行となるよ う に取り付 けて卵 8の搬送装置を形成して も よ く 、 一対の押し板 3 5 5 と他の一対の押し板 3 5 5間に配置された卵 8は、 押し 板 3 5 5 に押されながら方向 9 に沿って搬送されて 、 段差 3 4 7で落下して衝撃体 3 4 5 に衝撃を発生させる 。 [0082] また、 前記具体例では、 段差を介して配列された卵 8が 衝突する各 ®を連続する一平面でも って形成したが、 第 1 5図に示すよ う に、 段差 3 6 1 を介して配列される各面を [0083] —対の曲面 3 6 2 と して、 一対の曲面 3 6 2 を一対の平行 に配置された半円柱状部材 3 6 3及び 3 6 4で形成して も よ く 、 この場合、 半円柱状部材 3 6 3及び 3 6 4 を互い違 いに弾性部材 3 6 5 を介して基台 3 6 6 に支持し、 その他 の半円柱状部材 3 6 3及び 3 6 4 を直接基台 3 6 6 に支持 し、 弾性部材 3 6 5 を介して基台 3 6 6に支持された半円 柱状部材 3 6 3及び 3 6 4 にのみ衢撃感知器を取り付けて これら衝撃感知器からの電気信号のみを利用するよ う にし ても よい。 [0084] そ して又、 第 1 6図に示すよ う に、 卵 8の移動方向 9 に 沿って複数列、 本例では 3列の卵移動案内部材 3 7 1 、 3 7 2及び 3 7 3 を設け、 領域 3 7 4では、 案内部材 3 7 1 に、 領域 3 7 5では、 案内部材 3 7 2 に、 領域 3 7 6では 案内部材 3 7 3にそれぞれ複数の段差 3 7 7 を形成し、 領 域 3 7 4 を卵 8が転がりながら移動する際には、 卵 8の鋭 端 3 7 8近傍が案内部材 3 7 1 の段差 3 7 7 を介して落下 し、 領域 3 7 5 を卵 8が転がりながら移動する際には、 卵 8の中央部 3 7 9が案内部材 3 7 2の段差 3 7 7 を介して 落下し、 領域 3 7 6 を卵 8が転がりながら移動する際には 卵 8の鈍端 3 8 0近傍が案内部材 3 7 3の段差 3 7 7 を介 して落下する よ う にして、 卵 8の鋭端 3 7 8近傍、 中央部 3 7 9 、 鈍端 3 8 0近傍等の各部位の周囲、 好ま しく は全 周囲のひび割れの有無を個別に検出するよ う にして も よ い 更に、 衝撃を感知する手段と しては、 前記の例に限定さ れず、 例えば、 渦電流形変位ピッ クア ップ、 動電形速度ピ ッ ク アップ等の種々の感知器を用いる こ とができ る 。 [0085] 加えて 、 ひび割れの有無の決定において 、 第 2のピーク レベル L 2を用いたが、 本発明はこれに限定されず、 レべ ル L 2 と して第 1 のピーク と第 2のピーク との差、 すなわ ちいわゆる第 6図に示すピークからピーク までのレベル L 3を用いて も よい。 [0086] 一方、 具体例では比し 1 Z L 2 、 L 1 Z L T、 値 L丁 、 L 1 及び L 2の全てによって卵 8の殻のひび割れの有無を 決定したが、 スィ ッチ 1 3 0〜 1 3 4及び 1 3 5〜 1 3 9 のオン、 オフ状態を適宜選択設定して比 L 1 Z L 2 、 L 1 Z L T、 値 L T、 L 1 及び L 2のう ちの必要なものから卵 8の殻のひび割れの有無を決定するよ う にして も よ く 、 例 えば、 比 L 1 Z L 2 と予め設定された値と の比較のみから 又は比 L 1 / L 3 と予め設定された値との比較のみから卵 8の殻のひび割れの有無を決定するよ う に して も よ い。 [0087] 以上のよ う に本発明によれば、 卵が落下する段差に続い て卵が衝突する面が設けられているため、 卵の殻のひび割 れの有無に鬨する信号を複数回に直って確実に得る こ とが でき 、 卵の殻のひび割れの有無を確実に検出するこ とがで さ る 。 [0088] 加えて 、 単に衝撃面を複数配設したものであるから機械 的信頼性を極めて高く しえ 、 長期に亘つて卵の殻のひび割 れの有無を高い信頼度を も って検出し得る 。
权利要求:
Claims 求 の 範 囲 1 - 自重によ り卵を転がり移動させ、 この転が り移動中、 複数部位で卵を落下せしめ、 この各落下において所与の面 で卵を衝突させ、 この衝突によ り 当該面に生じる衝撃を感 知し、 この感知した衝撃から卵の殻のひび割れを検出する 方法。 . 2 - 卵を一定位置で転がせつつ複数回一定位置で卵を落下 せしめ、 この各落下において所与の面で卵を衝突させ、 こ の衝突によ り 当該面に生じる衝撃を感知し、 この感知した 衝撃から卵の殻のひび割れを検出する方法。 3 . 卵を強制的に転がせながら搬送し、 この転がされなが ら搬送される卵を当該搬送中、 複数回落下せしめて卵を複 数回所与の面で衝突させ、 この衝突によ り 当該面に生じる 衝撃を感知し、 この感知した衝撃から卵の殻のひび割れを 検出する方法。 4 . 自重によ り転がりつつある卵の当該転がり移動を保持 しつつ複数部位で卵を落下せしめて卵を複数回所与の面で 衝突させ、 この衝突によ り衝撃を受ける手段と 、 この衝撃 を受ける手段における所与の面への卵の衝突によ り生じる 衝撃を感知する手段と 、 この感知する手段から送出される 衝撃感知信号によ り卵の殻のひび割れの有無を決定する手 段と を具備する卵の殻のひび割れを検出する装置。 5 . 衝撃を受ける手段は、 基台と 、 複数部位で卵を落下せ しめて卵を複数回衝突させるベく 、 段差を介して連結され た複数の面を有する単一部材からなる衝撃体と 、 基台に対 して衝撃体を弾性的に保持すべく 、 基台と衝撃体との間に 設けられている弾性部材どを具備してお り 、 衝撃を感知す る手段は、 衝撃体に取 り付けられている請求項 4の卵の殻 のひび割れを検出する装置。 6 . 衝撃を受ける手段は、 基台と 、 夫々が所与の面を有し た複数の衝撃体と 、 基台に対して複数の衝撃体の夫々 を独 立に弾性-的に保持すべく 、 基台と各衝撃体との間に設けら れている弾性部材と を具備してお り 、 所与の面は、 複数部 位で卵を落下せしめて卵を複数回衝突させるベく 、 段差を もって配列されてお り 、 衝撃を感知する手段は、 各衝撃体 に取 り付けられた衝撃感知器からなる請求項 4の卵の殻の ひび割れを検出する装置。 7 - 所与の面は、 卵の移動方向に鬨して水平に設けられて いる請求項 4から 6のいずれかの卵の殻のひび割れを検出 する装置。 8 . 所与の面は、 卵の移動方向に鬨して傾斜して設けられ ている請求項 4から 6のいずれかの卵の殻のひび割れを検 出する装置。 9 - 決定する手段は、 感知された信号のう ち不要な高周波 信号を除去する手段と 、 この除去する手段からの不要な高 周波信号が除去された信号において最初のピーク レベルと これに続く次のピーク レベルに関連したレベルとの比と予 め設定された値と を比較する手段と を具備し、 ft較する手 段の比較結果に基づいて卵の殻のひびの有無を決定する よ う に構成されている請求項 4から 6のいずれかの卵の殻の ひび割れを検出する装置。 1 0 . 卵を強制的に転がせながら搬送する手段と 、 この搬 送する手段によ り転がされながら搬送される卵を当該搬送 中、 複数回落下せしめて卵を複数回所与の面で衝突させ、 この衝突によ り衝撃を受ける手段と 、 この衝撃を受ける手 段における所与の面への卵の衝突によ り生じる衝撃を感知 する手段と 、 この感知する手段から送出される衝撃感知信 号によ り卵の殻のひび割れの有無を決定する手段と を具備 する卵の殻のひび割れを検出する装置。 1 1 . 衝撃を受ける手段は、 基台 と 、 異なる複数部位で卵 を落下せしめて卵を複数回衝突させるベく 、 段差を介して 連結された複数の面を有する単一部材からなる衝撃体と 、 基台に対して衝撃体を弾性的に保持すべく 、 基台と衝撃体 との間に設けられている弾性部材と を具備している請求項 1 0の卵の殻のひび割れを検出する装置。 1 2 . 衝撃を受ける手段は、 基台と 、 夫々が所与の面を有 した複数の衝撃体と 、 基台に対して複数の衝撃体の夫々 を 独立に弾性的に保持すべく 、 基台と各衝撃体との間に設け られている弾性部材と を具備してお り 、 所与の面は、 複数 部位で卵を落下せしめて卵を複数回衝突させるベく 、 段差 をも って配列されている請求項 1 0の卵の殻のひび割れを 検出する装置。 1 3 . 卵を強制的に転がせながら搬送する手段は、 互いに 平行に配置された複数のローラを有してお り 、 このローラ の間に卵を配置して卵を搬送する よ う に構成されている請 求項 1 0の卵の殻のひび割れを検出する装置。 1 4 . 卵を強制的に転がせながら搬送する手段は、 互いに 平行に配置された複数の押し板を有してお り 、 この押し板 の間に卵を配置して卵を搬送する よ う に構成されている請 求項 1 0の卵の殻のひび割れを検出する装置。 1 5 - 所与の面は、 卵の移動方向に鬨して水平に設けられ ている請求項 1 0から 1 4のいずれかの卵の殻のひび割れ を検出する装置。 1 6 . 所与の面は、 卵の移動方向に鬨して傾斜して設けら れている請求項 1 0から 1 4のいずれかの卵の殻のひび割 れを検出する装置。 1 7 . 決定する手段は、 感知された信号のう ち不要な高周 波信号を除去する手段と 、 この除去する手段からの不要な 高周波信号が除去された信号において最初のピーク レベル と これに続く 次のピーク レベルに関連したレベルとの比と 予め設定された値と を比較する手段と を具備し、 比較する 手段の比較結果に基づいて卵のひびの有無を決定するよ う に構成されている請求項 1 0から 1 4の卵の殻のひび割れ を検出する装置。 1 8 . 卵を一定位置で転がせつつ複数回一定位置で卵を落 下せしめ、 この各落下において所与の面で卵を衝突させ、 この衝突によ り衝撃を受ける手段と 、 、 この衝撃を受ける 手段における所与の面への卵の衝突によ り生じる衝撃を感 知する手段と 、 この感知する手段から送出される衝撃感知 信号によ り卵の殻のひび割れの有無を決定する手段と を具 備する卵の殻のひび割れを検出する装置。 1 9 . 衝撃を受ける手段は、 複数の面を有し、 各面が段差 を介して連結された多角形体と 、 この多角形体の中心孔に 揷入された回転軸と 、 多角形体を弾性的に支持すべく 、 多 角形体の中心孔において回転軸と多角形体との間に設けら れた弾性体と'を具備してお り 、 感知する手段'は、 多角形体 に設けられている請求項 1 8の卵の殻のひび割れを検出す る装置。 2 0 . 衝撃を受ける手段は、 基台と 、 複数の面を有し、 各 面が段差を介して連結された多角形体と 、 この多角形体の 中心孔に揷入された回転軸と 、 この回転軸を回転自在に支 持する軸受と 、 軸受を弾性的に支持すべく 、 軸受と基台 と の間に設けられた弾性体と を具備してお り 、 感知する手段 は、 軸受に設けられている請求項 1 8の卵の殻のひび割れ を検出する装置。
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同族专利:
公开号 | 公开日
引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
1991-05-16| AK| Designated states|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): JP US | 1991-05-16| AL| Designated countries for regional patents|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): AT BE CH DE DK ES FR GB IT LU NL SE |
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申请号 | 申请日 | 专利标题 相关专利
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